メディカルアロマとは、通常のアロマセラピーとは異なり、リラクゼーションを目的にしていません。人がもともと持っている治癒力を高めたり、痛みを精神的な部分で取り除いたり、不安をやわらげてくれる施術を行います。つまりは、リラクゼーションではなく医学的な意味で使われているのがメディカルアロマといえるでしょう。

メディカルアロマは、薬を使用したり手術を行って直接的に患者を治す西洋医学を補完するための代替医療として介護施設や病院などで使われています。原因がまだ判明していない病や西洋医療では完治できないストレスなどの精神的な病などの西洋医療では手が届かない部分をケアするためにあります。

その処置を現場でするのがメディカルアロマセラピストです。
そんなメディカルアロマセラピストにはどうしたらなれるのでしょうか？実はメディカルアロマセラピストになるためには必ず資格を習得する必要はありません。しかし、責任感の高い仕事のため、きちんとメディカルアロマの勉強をしたいという方も多いでしょう。

メディカルアロマの資格には、日本統合医学協会が実施しているメディカルアロマ検定資格や日本統合医学協会が実施しているメディカルアロマインストラクター資格、日本統合医学協会が実施しているメディカルアロマセラピストなどの検定があります。肝心の精油の知識が学べるとともに、基礎医学や心理学、ハーブ学などが体系的に学べるため、医療現場で働く際に役立つことでしょう。